GoogleがGemini 3.7 Flashを公開 コーディングとAIエージェントを強化

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Googleが、コーディングや複数段階のAIエージェント作業を強化したGemini 3.7 Flashを一般提供しました。主な進化、利用者への影響、API移行時の注意点を整理します。

まず要点

Googleは、複雑なコーディングや複数段階の作業を進めるAIモデル「Gemini 3.7 Flash」を一般提供しました。

従来の3.6 Flashより作業の正確さと完遂力を高め、2026年末までは期間限定の割安料金で利用できます。

かんたんにいうと

AIエージェントは、頼まれた仕事を自分でいくつかの手順に分けて進める「助手」のようなAIです。質問に答えるだけでなく、必要なことを調べたり、コードを書いたり、結果が正しいか確かめたりします。

Gemini 3.7 Flashは、この助手が途中で迷ったり、同じ作業を何度もやり直したりすることを減らすよう改良されています。例えば、プログラムの問題を探し、直して、きちんと動くか確かめるところまでを、以前より最後まで進めやすくなっています。

何が変わる?

Googleによると、3.7 Flashは3.6 Flashと比べ、ソフトウェアの問題解決、実用的なコード生成、Web画面の再現、文書を使った業務処理で性能が向上しました。

入力できる長さは最大約100万トークンで、テキストだけでなく画像、動画、音声、PDFも扱えます。考える量はlow、medium、highの3段階から選べます。

利用者への影響は?

主な影響を受けるのは、Gemini APIでアプリや社内ツールを作る開発者と、そのアプリを使う利用者です。複雑な処理で手戻りが減れば、開発や日常業務をより安定して自動化できる可能性があります。

一方、一般のGemini利用者がすべて同じ機能をすぐ使えるわけではありません。提供地域、契約プラン、利用するGoogleサービスによって使える範囲は異なります。

API移行で注意すること

APIで新モデルを使う場合、モデルIDを「gemini-3.7-flash」に変更します。

Gemini 3.5 FlashやGemini 3 Flash Previewなどから移行する場合は、temperature、top_p、top_kといった旧来の設定を外す必要があります。3.6 Flashでは、これらの設定はすでに非対応です。

thinking_budgetは、考える量をlow、medium、highで指定するthinking_levelへ置き換えます。candidate_countもGemini 3系では使えません。

期間限定の割安料金は2026年12月31日までで、100万入力トークン当たり0.75ドル、100万出力トークン当たり3.75ドルです。2027年1月1日からは、それぞれ1.50ドルと7.50ドルの標準価格へ移る予定です。

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