ChatGPTの広告、欧州31市場へ拡大 回答とは分けて表示

OpenAIがChatGPTの広告を欧州31市場へ広げます。広告は回答と分けて表示し、会話を広告主へ渡さない方針です。
まず要点
OpenAIは、ChatGPT内の広告を欧州31市場へ広げると発表しました。対象は無料のFreeプランと低価格のGoプランで、Plus、Pro、Enterpriseは広告なしのままです。
広告は回答と別の表示として明確に区別し、広告によって回答内容を変えない方針だと説明しています。今回の発表に日本での開始時期は含まれていません。
かんたんにいうと
ChatGPTを使う人には、質問への答えとは別の場所に広告が表示されることがあります。検索結果の横に広告欄があるように、広告だと分かる表示を置く仕組みです。
今回の拡大は欧州31市場が対象です。OpenAIは、広告主が利用者の会話を読めず、広告が回答内容を決めるわけでもないと説明しています。
何が変わる?
OpenAIは2026年2月に米国で広告の試験を始め、その後に8市場へ広げました。今回の31市場追加は、同社にとってこれまでで最大の地域拡大です。
広告主向けには、当初はOpenAIの担当チームや提携先を通じて利用できる形です。自分で広告を出稿できる管理画面は、この夏の後半に提供予定とされています。
利用者への影響は?
ChatGPTで調べ物や比較をする人にとって、広告が回答と混ざらないかは大切です。OpenAIは広告にラベルを付け、回答と分けて表示するとしています。
一方で、広告が利用者にどの程度役立つかや、表示の頻度は実際の運用を見て判断する必要があります。広告を見たくない人向けには、広告なしの有料プランがあると説明されています。
広告はどこに出て、何が守られる?
OpenAIによると、広告主に会話内容を渡したり、利用者のデータを販売したりはしない方針です。広告を個人向けに調整する設定は、利用者側で管理できるとしています。
これは欧州での発表です。日本で同じ仕組みがいつ、どのプランに広がるかは明らかになっていないため、国内向けの案内を待つ必要があります。